木製フェンス、石窯作り

(2008/3〜2009/3)

 

 

木製フェンスは完成後既に1年が経過(笑)

さらっと流して石窯作りに行きましょ!

さて、常に改造中の我が家の庭。リビングが丸見えなので、嫁の要望でブロック塀の上に木製フェンスで嵩上げすることにしました。

 

ブロック塀にアンカーボルトを打込んで、支柱の背面に来る調整用の角座金を取付けます。

木材は目隠しラティス作りと同じ「WRC(ウエスタンレッドシダー)を使います。

高さ・鉛直・出面(デヅラ)を調整しながら支柱を固定します。

(ちなみに写真の×各座金→○角座金が正解です)。

 

5本の支柱の先端を合わせるために水糸を張って、先ほどの支柱背面の角座金で微調整します。

後は板を均一に張り付けて完成!

 

今度は、道路際の10年間無法地帯であった所に同じ要領で、フェンスを作りました。

作業中、通りかかる近所の人・・・何人に話しかけられたか(笑)

最近は「あそこの息子は変わり者だ」との噂が・・・(爆)

 

とは言うものの、これらのフェンスは評判が良かったらしく。同じようなものを、業者に発注して作ってもらった家があるそうで・・・我輩も実はパクリですけどね(笑)

 

さて、ここからはメインディッシュの石窯作りです。

思いついてから1年・・・

試行錯誤のピザ作り6か月、人様に食べて頂けるレベルに到達。

ようやく石窯を作る決心をしました。

 

まずは5cmほど掘削。

 

一段目の石を積み上げて、中に土を埋め戻し、子供を利用して転圧。

1年間一緒に石窯作りを楽しみにしていた子供達も、この後早々にエスケープ(笑)。

 

2段目を積み上げて基礎部分の原型が完成。

石は全て畑から拾ってきたもの、ここで石にレベルを出します。

 

さらに内側に小石と砂利を敷き詰めます。

 

基礎コンクリートを打設する為に、砂利を敷き均し、農作業に使っているメッシュを拝借してきて、鉄筋替わりに敷きます。

 

コンクリートはこんな配合で作ります。

 

1/100の水勾配を付けて、打設完了。

ここまで、2日要しています。

 

基礎コンクリートの上にレンガで型枠を作り、砂利→砂→耐火レンガの順に石窯の床部分を作ります。

ここでも1/100の水勾配を確保します。

 

そして、石窯の手前にスペースを作ります。

意外と手間が掛かり、3日目終了。

 

いよいよレンガ積み開始です。

耐火モルタル、セメント、砂。

これらを各段階に応じた配合で、レンガの接着に使います←配合って言っても適当ですけど(笑)。

 

耐火レンガで、石窯内部積み上げ完了。

4日目終了。

ここまで順調のようですが、実は設計図なんて物はありません(汗)、ホームセンターで材料と睨めっこして、その時に頭の中で構想を練ります。

 

石窯内部の天井部分です。

Lアングル(SUS)を渡して、そこに耐火レンガを乗せます。

完成までもう少し。

 

レンガの隙間をモルタルで埋めます。

熱を逃がさないために出来る限り密閉します。

 

今度は一般的なレンガで、周囲を囲みます。

ポイントは丸みのあるレンガを使うと、仕上がりが綺麗に・・・ごまかしやすいです(笑)。

ここまで6日要して・・・足掛け約1か月かな?

 

最後に屋根部分と口元を仕上げて完成。

 

今回は嫁もかなり興味があったらしいです(笑)。

考えてみれば、こんなん作る人間って本当に「変わり者」かもしれませんな(爆)。

 

さて、肝心なピザの方ですが・・・レポが無いって←鋭い!

一応ピザは焼けますが、まだ石窯を使いこなすまでに至っておりませんでして・・・。

と言う訳で、現在試行錯誤の毎週末です(笑)。

 

フェンス総工費 (新規購入品概算、工具除く)

1x4-3600:WRC(\420x36=\15,120)+2x4-900:WRC(\425x5=\2,125)+金具(\1700)=\18,945

 

石窯総工費 (新規購入品概算、工具除く)

床耐火レンガ(\248x13=\3,224)+壁/天井耐火レンガ(\198x43=\8,514)+天井耐火レンガ(\248x10=\2,480)

+窯口元オーストリアレンガ(\95x11=\1,045)+窯口元コンクリート板(\800)+窯口元アーチ形レンガ(\298)

+砂(\198x7=\1,386)+耐火モルタル(\1480)+生セメント(\358)+化粧用レンガ(\118x58=\6,844)

+Lアングル・石・砂利・メッシュ・(\0)=\26,429

参考:市販石窯キット\40,000〜\130,000

 

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