駐車場の電気工事

(2008/3)

 

 

電気工事は専門分野(過去の職歴になりましたが・・・)、本職は施工管理で、作業は職人の真似事です。

今回は代表的な照明をセンサー連動にする工事です。

センサーと切替スイッチは新品を購入、照明器具は現場の廃棄品(傷多数も機能は新品同様)を拝借。

 

駐車場は「離れ」に隣接しています。

電源の確保と配線の為、「離れ」の押し入れから天井裏にもぐります。

天井裏は物置兼用ですので、既に照明が点(つ)くようにしてあります。

 

切替えスイッチを取付ける位置には、既に取付穴を明けてあるので、そこに天井裏からケーブルを落とし込みます。

テレビのリフォーム番組等で、電気工事ってほとんど取り上げられず、いつの間にか、電気が点くようになっていると思いませんか?

最近こそ健全になってきましたが、本当は建築作業員にペコペコして、肩身の狭い思いで作業しているんですよ(笑)。

最も多様な技術力が必要な業種なのにね(マジ、マジ、マジだよ)。

 

配線してあるケーブルの中は、このように色分けした電線が入っています。

色分けしてあるのは、1本1本意味が有り、色別する為です。

 

電線を切替スイッチに接続します。

 

スイッチを壁に取り付けます。

本来は壁の中にボックスを設けて、そこに配線して取付するのですが、我輩はいつも手抜きして無しです(笑)。

 

化粧になるプレートを付けて完成。

見難いですが、「切」−「自動」−「連続入」と切替が出来ます。

一般的には、自動制御する時は、必ず手動操作(連続入)を出来るようにします。

制御する機器が故障したり、任意で操作したい時に必要だからです。

 

天井裏で配線したケーブルを駐車場まで配線します。

屋内用ケーブルの為、紫外線にさらされる個所はチューブを巻き付けておきます。

 

駐車場の配線状況です。

センサーを取付ける箇所は、結線もしますのでボックスを設けてあります。

 

センサーのボックス内はこのように成っています。

 

センサーの設定をします。

これも見難いですね(笑)。

左の目盛りは「点灯保持時間」で、センサーが感知してから照明が点き続ける時間の設定。

右は「明るさセンサ」で、センサーを動作させる暗さの程度の設定です。

 

工事完了です。

 

数年前からの構想が、ようやく終結しました(汗)。

 

総工費 (新規購入品概算、工具除く)

センサー(\7,500)+切替スイッチ(\1,500)+照明器具(\0)+プルボックス(\1,000)=\10,000

  

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